こんにちは。
子育てママの笑顔を増やすカウンセラー 福原ゆかこです。


「ちゃんとしなさい!」「きちんと挨拶しなきゃダメでしょ!」

そう言った瞬間、子どもの表情が曇る。ふてくされたように目をそらし、口を尖らせる。そんな様子を見ると、さらにイライラしてしまい、つい強い口調で責めてしまう——。

後で「言いすぎたかな」と後悔するのに、また同じことを繰り返してしまう。子どもを責めるたびに、心のどこかがチクチクと痛む。

実は、これは私自身の経験でもあります。
私は幼い頃、母に「外ではきちんとした態度で話すように」と厳しくしつけられました。それが守れないと、家に帰ってからこっぴどく叱られました。

だからこそ、私は「きちんとすること」に強いこだわりを持つようになったのだと思います。
でも、それを今、自分の子どもにも同じように押し付けてしまっているのです。




「自分の育ちが、子育てに影響している——。」


そう気づいたとき、どうしたらいいのでしょうか?

今回は誰でも簡単にできる4つの行動をお伝えいたします!


1. まず、自分の気持ちを認める

「また怒ってしまった」「私は母と同じことをしているのでは?」そんなふうに落ち込むこともあるかもしれません。でも、まず大切なのは「自分はそう感じているんだな」と認めること。

「私にとって“きちんとした態度”はとても大切なことなんだ。」 「でも、それを強要された経験は、すごくストレスだったな。」

こんなふうに、幼少期の自分の気持ちにも目を向けてみましょう。自分の感情を客観的に捉えるだけで、少し気持ちが軽くなることがあります。

2. 過去の自分に優しく声をかける

子どもを叱ってしまった後、自分を責めるのではなく、幼い頃の自分に優しく声をかけてあげてください。

「あなたはよく頑張ってたね。でも、本当はもっと自由に振る舞いたかったよね。」

そうやって、過去の自分を受け止めることで、今の子どもに対する見方も変わっていきます。

3. 「伝え方」を変えてみる

「きちんとしてほしい」と思う気持ちは、決して悪いことではありません。でも、その伝え方を少し変えるだけで、子どもの受け取り方は大きく変わります。

例えば、こんなふうに言い換えてみるのはどうでしょう?

「〇〇ちゃんが気持ちよくお話しできると、お相手も嬉しい気持ちになるよ。」

「お店の人にありがとうって言うと、お互いに気持ちがよくなるね。」

こうしなさい!」と強く命じるのではなく、「こうするといいよ」と提案する形に変えるだけで、子どもも素直に受け入れやすくなります。

4. 自分自身もリラックスする

私たちがイライラしてしまうのは、自分に余裕がないときが多いものです。子どもに厳しくしすぎてしまうなと感じたら、「今の私は疲れていないかな?」と振り返ってみることも大切です。

大きく深呼吸をする、甘いものを食べてみる、ちょっとだけ散歩する——
そんな小さなリラックス習慣を取り入れるだけで、気持ちに余裕が生まれ、子どもへの対応も変わっていきます。





「私は変われない…。」


そんなふうに思うかもしれません。でも、気づくことができたのなら、それはもう第一歩を踏み出しているということ。

完璧じゃなくていい。少しずつでも、自分の意識を変えていけば、子どもとの関わり方も変わっていきます。



「大丈夫!私は、私のペースで変わっていける。」



「でも、一人で頑張るのはやっぱりしんどい…。」
そう感じることがあれば、ぜひカウンセリングを活用してみてください。自分の気持ちを整理したり、客観的な視点を持つだけで、思い込みから抜け出しやすくなります。

あなたが自分らしく子育てできるよう、心を軽くするお手伝いをします。
まずは、お気軽に話してみませんか?
お待ちしていますね!